猫トーストの夢

とりとめのないことを書くブログ。多趣味です。

完全完璧に幸福なFaeria基礎戦略ガイド~土地編①~

 ドーモ、NECOです。この度ブログを始めることにしました。

 

 記念すべき第一回はズバリ、土地の置き方です。

 実は私、以前Twitterでデッキの紹介記事書くよーとか呟いていたんですが、執筆中に気がついちゃったんですよ。デッキの動きを説明するためには、土地のセオリーを理解してもらう必要があることに。

 もちろんデッキごとの動きをテンプレ化して説明していくこともできるのですが、それでは応用が利かない。環境やデッキレシピの変化に対応出来ない、出来にくいということで、今回この基礎戦略ガイドを先に書こうと思ったわけです。一々土地について書くのも面倒臭いし。何事においても一番大事なのは基礎ですからね。多分古事記とか聖書とかにも書いてます。基礎は大事。

 

https://gyazo.com/b89b7479bdc1f52ca4363ea6be16e5b0

 

  はい。

 

 いきなり色付けされて何のこっちゃと思われるでしょう。しばらくゲームをプレイした方なら直ぐに気付かれるかもしれません。そう、色付けされているのは"Well"の周りなのです。

 Wellについては、ゲーム内でも説明されたでしょうけど一応おさらい。

お互いのターンが来る度に補充され、クリーチャーが隣接した場合1マナ(ゲーム内での正式名称はFaeria)を得ることが出来るスポットですね。既に遊ばれている方々はとっくに気付いているでしょうけども、このゲーム、マナの管理がかなりシビアです。

 私が思うに、このゲームの独自性を担うのは大きな2つの要素です。一つはHexボード、もう一つは「マナ・リソースの持ち越し」ですね。TCGというジャンルを築き挙げた本家本元、MTGなどに代表されるシステムは、マナという形でプレイヤーの行動を縛り、ゲームバランスを調整しています。 後続のHearthStoneは、土地を廃し、相手ターン中のレスポンスを削ることで、カジュアルで爽快感のあるゲーム体験を実現しました。その他にもマナシステムを採用したカードゲームは多々あります。それでも私の知る限りでは、「使用したマナは次のターンに再び使用出来る」という共通点があります。

 しかしこのFaeiraというゲーム、使ったマナが元に戻ることはありません。

 その代わりに、ターンを超えて持ち越しが出来るというわけですね。これが物理ゲームだったら、マナの管理だけで労力を食ってしまいますから、デジタルゲームならではといえるでしょう。個人的にベストデザイン賞あげたい。

 

 で、話は戻りますが、

 私はこれらのマスを「井戸端」と呼んでいます。

 ……正直名前はなんでも良いんですが(世界観的に「源泉」とか「霊泉」とかの方がふさわしい?)、土地を置く際、井戸端に注意するだけでも勝率はグッと上がるでしょう。

https://gyazo.com/f76a3abf13770eded8d9b7c4a3d0a5a0

 

 さてさて、思いの外、前置きが長くなってしまいましたが、気を取り直して説明していきます。まずはこの位置。ここにクリーチャーを置くと、上下に移動するだけで2マナ(以下F)貰えます。相手がクリーチャーを展開しなかった場合、自分だけ1ターンあたり5F貰えるので2ターンこの状態が続くと、1ターン分のF差がついてしまいます。このゲーム、手札を増やす手段には事欠きませんが、Faeriaを増やす手段は非常に限られています。ですから、例えばコントロールミラーではここに小さなクリーチャーを置いてFaeriaを獲得した方が有利になります。

 ただしこの位置、Faeriaを増やすのに向いている一方で、クリーチャー同士の戦闘には参加しづらいことには留意しておきましょう。

 

https://gyazo.com/a2a7876637d199e33726595087c06f8b

 

 お次はこの位置。ここもFaeria獲得に重要な場所です。そして最も選択肢が増やせる場所でもあります。

 例えば、

https://gyazo.com/0227b93de8334310337b75d163f53bfb

  この画像のように、ChargeやJampを持っているクリーチャーは、この位置から上下することによって、さっき黄色でマーキングした位置と同じような動きが可能です。

 ですが、一番の違いはできる動きの多様さですね。

https://gyazo.com/ea797b8caf54f586a1d8f394cb3b6057

  これが分かりやすいケースでしょうか。私側が攻め手で、相手が捌ききれるかどうか、といったところです。この2/4はCharge2を持っているので2マス動けます。この状況で2マスの移動が可能ということは、相手の出すクリーチャーの多くに戦闘を仕掛けられるということです。もしも処理できないような大型クリーチャーを出してきたら、下に逃げてじっくり構えることもできますし、相手に動きがなければ顔を殴ってプレッシャーを与えに行ってもいいでしょう。今回はChargeクリーチャーを引き合いに出していますが、通常のクリーチャーを配置するときも同じことが言えますね。この位置の取り合いが勝敗を決することも多々あります。

 

https://gyazo.com/89c33684fb76cb3410cec74d4e936766

  最後にこの位置。ここの手前側に相手の土地を置かれてしまうと大変なことになってしまいます。

 このように

https://gyazo.com/9943cb790e94074c025633bd194f80aa

 Pandoraの画像で恐縮ですが、こちらはほぼ緑単の強いデッキが組めまして、ガンガンフェイスを攻めているところですね。相手の動きが遅く、首尾よくこの位置に土地を延ばすことができました。Faeriaを理解している方が見れば一目瞭然かと思いますが、この状況、私にとって非常に有利です。

 何故そんなに有利なのかというと、1手進めるだけで自軍クリーチャーが相手GODに攻撃できるのが一つ。緑の大型クリーチャーで殴るとライフが20しかない貧弱なGODはすぐに死んでしまいます。

 もう一つは、この位置にクリーチャーを置き続けるだけで相手を受けに回らざるをえない状況に追い込めることですね。しかも毎ターン1F獲得できるので、随時戦力の投入ができるのです。このゲーム、1F違うだけで出せるクリーチャーの性能に大きく差が出るので、Faeriaを増やしつつ攻めるという形になった時点で大きく有利になるんです。

https://gyazo.com/7b29aa84bad9bfe97377694a2c42c32d

 逆に言えば、この位置は相手も進んで狙ってきます。相手の土地の動きを見て、土地を伸ばされないよう気をつけなければなりません。

 

 ちょいと駆け足でしたがとりあえず、今回はここまで。土地編②に続きます。これはあくまで基礎知識、武道でいうなら型を一つ二つ覚えた程度のもんです。これに縛られない方が良い状況ももちろんあるのですが、基本的にこの位置を抑えておくことで、あるいは抑えられないようにすることで、有利に立ち回ることができるでしょう。今後も投稿してく基礎戦略ガイドには、私が身をもって学んできた定石をつらつら書いていきます。お楽しみにー。

 

追記

11/8 脱字を修正